Doctor's Column 院長コラム

2020.02.09更新

少し遅くなりましたが、本年も宜しくお願い申し上げます。
気が付くと、あっという間に2月になってしまいました。。
本当に早いですね~!

年明け新年仕事はじめの1月は、急患、新患の患者さんの対応もあり、また、また和歌山市一部地域でアナウンスされた断水騒動で当院も断水予定区域に入っており、その対応に追われ、なかなか忙しい1か月となりました。
年末年始は長めのお休みを頂き、ゆっくりしたり、遠出したりしてリフレッシュするとともに、本年の展望、改善点などの時間を取って考えることが長期休暇中の恒例となっています。
さて、今年はどういうことをやっていくのか。先にタイトルをつけておきます

 1 スタッフ教育(特に歯科衛生士)
 2デジタルデンティストリー
 3Er-YAGレーザー
 4ノーベルガイドプラニングセミナー

それらを書く前に、まずは昨年を振り返ることから始めたいと思います。
1、一昨年は、以前にブログでも書かせていただきましたが、医院の業績としましては開業以来過去最高の業績を上げることができましたが、今年もその波に乗って、一昨年とまではいかなくとも、ある程度の業績維持を図ることが出来ました。
昨年を振り返ってみて、一番のポイントとして、業務内容がスムーズにいくと自ずとうまくまわっていくのかなということを、改めて感じています。
その過程において、歯科衛生士の業務、処置についての教育が進んだことは1つ大きなことです。この項目については、また別で書きたいと思います。

2、そして、歯科医療においてもインプラントや、補綴(歯や噛み合わせを作製、つくりあげていく作業)、矯正治療の分野でデジタル化がかなり進んできました。
 当院も年末に患者さんの歯型を取って作製する石膏模型をスキャニングする機械を購入し、年明けから、デモを数回にわたり受けた後に、歯科技工所を経由しないで歯を作製するミリングマシンを持つ業者に直接スキャンデータを送信して歯を作製するシステムを、補綴治療、矯正治療において、一部導入を開始しました。歯のデザインも1~2本の少数歯であればDr.自身で行います。本来従来法では歯の細かいデザインは歯科技工士が行いますが、デジタルではデザインだけ行えばあとはジルコニアやセラミックのブロックをミリングマシンが削ってくれるわけですから、全行程を技工士にお願いしなくてもデジタル上のデザインに習熟すれば歯科医師が考える噛み合わせの情報や考えをダイレクトに歯の作製に反映させることができるので、これは従来ではできなかったことができるようになったなあと感じると同時に、なかなか興味深いものだなと思います。

今後、近いうちにいよいよ口腔内スキャナー(口の中を立体的にスキャンする機械)も導入する予定です。デジタルの良いところは、デザインした歯のデータ等が何回でも引っ張ってきて修正したり、いろいろと従来のアナログ技法ではできないようなことも比較的短時間でできてしまい、作製や発注業務などがかなり簡略化されます。そして、そのままそれらのデータを処置前後でPC内にデータ保管、管理ができ、比較や分析なども行い易いと考えます。
そのため、患者さんへのプレゼンテーションにはかなり効果を発揮できそうです。患者さんもどういった歯が出来上がるか、イメージし易いでしょう。
そのあたりが本当にメリットですね。今後しばらくはデジタルでできること、できないことをアナログ、デジタル間で確認、往復しながらデジタルというものを利用していくこととなるでしょう。
 
3、それから、昨年年はじめから導入を開始したEr-YAGレーザーを用いた歯周病に対する治療に効果がかなり出ていると感じております。
この機器をどういう場面で使用するのか簡単に説明すると、
中等度程度の歯周病においてブラッシングの確認や指導、練習や歯周ポケット内の歯石除去などのいわゆる歯周基本治療を行った後、改善されなかった歯周ポケット(4~7mm程度)内の未だ残存している歯石や炎症組織の除去を中心に当レーザーを使用します。
 今まではこのような残存しているポケットに対し歯周外科処置を適用しておりましたが、このレーザーをしっかりと理論を踏まえた上で使用法に習熟することにより、歯周外科処置でないと得られにくい歯周ポケットの改善が、このレーザーによって、手術処置よりかなり低侵襲(患者にとってダメージが少ない)に得られるイメージです。術後も歯周外科処置のように歯肉が減って歯間部に隙間が出来てしまったりと、いわゆる歯周組織の減少が起きにくい状態で、歯周ポケットを浅くできることが Er-YAGレーザーの最大のメリットでしょうか。今年はフル活用することになるでしょう。

4、そしてノーベルガイドプラニング教室大阪での症例の発表(症例相談および症例報告)を継続して行っていくこと。昨年はすべての回で(毎月1回)症例の発表を行いました。
最近ではその取り組みから、プラニング教室大阪塾長の高山賢一先生から、一昨年、昨年にそれぞれ大阪、兵庫合同プラニング教室、デンタルコンセプト21総会での発表の機会を頂き、自身にとっても学術分野において大きくステップアップできた2年間でした。

文章をアップロードする前に読みかえしてみると、少しDr.目線の文章になってしまいましたが、実際のところ歯科医療を提供する側がこだわりを持って良いものを患者さんに提供していくことが最終的には患者利益に繋がると部分は確実にあると思います。
Er-YAGレーザーという器械一つとっても、歯周病の基礎的な部分やこのレーザーの特性や操作方法をしっかりと把握していないと、この器械を使いこなすことはできないでしょう。基本の部分があっての先端医療機器だと思います。
このような地道な取り組み、努力を重ねていくことが医療の質を高めていく、その結果それらが患者さんに還元されることを信じて、今年もコツコツと頑張っていきたいと思います。
最後までで読んでくれてありがとうございます。また長くなってしまいました。。では。

 

 

 

 

 

 

投稿者: まえだ歯科

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