Clinic Information
医院紹介

当院の診療システム

当院では最初に(初診時)診断資料をしっかりと取らせていただき、診断の結果と治療内容を患者様にしっかりとお話させて頂き、それから実際の治療、施術に入らせて頂いております。また丁寧な診療を提供したいとうい思いから、基本的に予約診療制とし、診療時間は30分~1時間(診療内容により異なります。場合によっては1~2時間)となっており、少し長めの時間設定となっております。急患の対応に関しましては、通院中の患者さんの治療中の部分の痛みや、新規の患者様に関しましても、急な歯の痛みや歯肉の広い範囲の腫れ、大型の入れ歯やブリッジの破損など、QOLの低下に関連するような状況の患者さんを優先して診させて頂き、治療の相談などは、時間をしっかりとらせて頂ける日時でご予約を頂くようなシステムを取っております。
当院も最近ではセカンドオピニオンの患者様、遠方から来院される患者様も増えております。そのような患者様に関しまして、ある程度まとまった時間をお取りして対応致しております。

診断の重要性

歯科診療で大切なことは治療に入る前の「診断」をしっかりと行い、治療の方向性を明確にすることです。近年では医療機器の発達とともに、それらの機器が診断を行う際に非常に大きく関わってきております。
その代表的なものがCTであり、マイクロスコープであります。これらの専門的な医療機器は、それらを使いこなすためにある一定の年数をかけて習熟する必要があり、「その機械があれば、すぐに使える」というものではありません。当院ではこれらを10年間使用しており、適材適所でフル活用しております。診断を的確に行うことにより、無駄な診療行為が減り、患者負担の軽減に繋がります。

総合診療科としての役割

当院では一人の患者様に対し、総合的に診療が行えるようなシステムをご用意しております。
これには重要な理由が2つあると私は考えております。
1つ目は、専門性の有無に関わらず、ある一定のレベルまでは一つのクリニックで治療を完結できるようにしないと、実際のところ複数のクリニックに同時に通院しなければならず、患者さんにとっては非常に不利益です。
2つめは治療の「専門性」という話で、色々な意見があると思いますが、あまり専門分野を細かく分けてしまうと、最終的に一つ一つを繋げ合わせる工程や、トータル的に疾患を診る眼が失われてしまいます。
これら2つの問題点を解決するため、当院では医療機器の充実、専門知識の研鑽を継続して行い、個々の分野を専門的に掘り下げて診ていく力を身に着けると同時に、全体を俯瞰(ふかん)し、各分野の考えをまとめて総合的に診断する、「総合診断力」をもって診療にあたっております。

精密治療と専門治療

精密治療

歯科医師としてのキャリアを長年積んできますと、処置を精密に行っていくことの重要性を痛切に認識するようになってきました。それは開業3年程でマイクロスコープを導入し、使用年数が長くなってくるにつれて、見えない状態や、主に感覚に頼った盲目的な治療と拡大視野での治療を比較した場合、明らかに後者のほうが良好な治療結果が出易いことを実感するようになってきたからです。5年前には2台目のマイクロスコープを導入し、主に根管治療、深い虫歯の治療などに使用し、3年前に手術用マイクロスコープ(保存治療兼用)も導入し、一定の成果を上げております。

専門治療

開業10年を越えてきますと、診療実績も上がり得意分野も明確になってきます。
他院との差別化を図る意味でも、当院で行っております、専門性の高い治療をいくつかご紹介します。

  • 前述のマイクロスコープを使用した精密治療
  • 全体的(全顎的)なインプラント治療によるかみ合わせの再建
    (条件を満たせばその日に歯が入る即時荷重治療、即時修復治療)
  • あるいは骨が少ない場合のインプラント治療
    (インプラントの難症例)
  • 矯正治療、補綴治療によるかみ合わせの再建および顎関節症に対する治療

などです。

時代の求める治療方法
(低侵襲な治療とデジタル化による治療の効率化、予測の可視化)

時代の変化とともに患者様のQOLを低下させないようできるだけダメージが少ない、治療期間を短くする、そして元々存在する身体の組織を温存する(残せる歯や歯の神経は残す、など)治療方法が選択されるようになってきました。以下にそれらを示します。

当院での実際の治療での低侵襲の保存治療

  • 抜歯の選択をする際の判断
  • 根管治療の不良症例
  • 手術時の低侵襲化
  • 歯周病治療における低侵襲治療方法の選択

*但し、この低侵襲治療(ダメージの少ない治療)というのは、その治療を行うことにより、良い結果がでる可能性が高いかということを検討し、ダメージの少ない治療を選択して、全体的にうまくいくのか、ということを考えて治療にあたることが大切です。

そして治療方法においても、もともと歯科治療はアナログ治療が主流でしたが、この10年程で一気にデジタル化が進み、それらをクリニックのシステムとしてのルーティンに行う段階まで来ています。現在では歯の作製工程などがほぼデジタルで作製できるようになっており、当院でも一部の歯の作製をフルデジタルで行っております。
デジタルの良い点は、記録したデータを送信、保存、修正することができ、従来より治療工程の簡略化、迅速化、再治療時の修正の簡便化、データ管理の利便性などが図られている点、それから治療の前後において、デジタル上でシミュレーション的に色々な修正を行ったり、分析することでができ、患者、術者双方で、それらを可視化しながら治療を進めることが可能な点です。
この変化は、一つの例えとして従来の「写真」がアナログの現像からデジタル画像に移り変わっていった感じとよく似ていると思います。
この「デジタルティストリー」が新しい歯科診療の実際の流れ(工程)の核として、今後様々なデジタル化が進んでいくでしょう。

*デジタルで現在行われていること(当院で行っていること)

1 歯型の採得、最終の歯の作製
2 顔のスキャン(フェイススキャン)と歯型のスキャンのマッチング重ね合わせ
3 歯型のスキャンと上顎、下顎のCTデータの重ね合わせ
(主にインプラント治療に活用)


*1~3についてデジタル上(画面上)でのいろいろな確認、診断が可能
治療前後のデータ比較、評価、そのデータの保存

当院の設備

最新機器を完備!

CT、マイクロスコープ、レーザー治療器など最新機器を完備。これらの機器を用いることにより精密な治療の実現、治療の可視化、痛みの軽減を図ることが可能になります。一般的な(標準的な)治療から更に一歩進んだ治療を目指します。虫歯の治療はもちろんのこと、根管治療、重度の歯周病、インプラントなどの高度な治療も安心して受けて頂くことが可能です。

CT

CT
CTとは、患者様のお口の中の状態を立体的な画像で写し出すことのできる、デジタルレントゲンシステムです。インプラントの診査や歯周病の進行度合い、親知らずの状態などを詳細に把握することが可能です。また、一般的な歯科用レントゲンと比較して、1/10程度の放射線量で撮影することができます。当院では、高精密かつ高画質なモリタ社のCTを導入しております。

マイクロスコープ

マイクロスコープ
マイクロスコープとは、歯科治療用実体顕微鏡です。肉眼だけでは治療することが難しい箇所も、これにより細部にわたって確認し、治療することが可能となります。

レーザー治療器

レーザー治療器

CO2レーザー治療器を用いることで、治療にともなう痛み、出血、炎症などを最小限に抑えることができるようになります。治療が早く、傷が残りにくいのです。治療後の痛みも軽減することが可能です。

医院紹介

医院名

まえだ歯科

診療項目

  • 一般歯科
  • 矯正歯科
  • 小児歯科
  • 口腔外科
  • 審美歯科
  • インプラント
  • ホワイトニング

住所

〒640-8027 和歌山県和歌山市米屋町10

TEL

073-431-5712

診療時間

日・祝
9:30〜13:00
15:30〜19:00

※△…午前9:30〜12:30 午後14:00〜17:00

休診日

木曜、日曜、祝日

最寄り駅

南海本線「和歌山市駅」